人が集う場を増やしたい。2019年高松店をオープン。


三豊市内の田舎道を進んでいくと、広く開放的な敷地に、
なんともお洒落な建物が並んでいるのが見えてくる。

カフェのお客様だろうか、カルチャースクールの生徒さんだろうか。
地域の人たちが慣れた足取りで次々と訪れている。
実は、この空間にある建物こそ、大河内工務店の本社である。



同社は創業60年以上の歴史を持ち、三豊市を中心に香川県西部で信頼を集めている工務店。
事業は住宅の建築・販売だが、地域の人々が集まる憩いの場を本社に設けたのは、
営業のためでも、集客目的ですらないという。




「家を建てようとしている人を集めることが目的ではありません。
地域の人同士が自然と触れ合い、縁を紡いでいくコミュニティをつくりたい。それが動機です。」



そう話すのは、二代目社長の大河内孝さん。

 「人が集う場をつくりたい」
そんな願いは三豊市を飛び出し、今、高松市内でもカタチになろうとしている。




2019年3月16日、大河内工務店 高松店がオープンする。
何年も温められ、ようやく実現に至ったプロジェクト。
高松店は、どのようなオフィスになるのだろうか。

「誰でも足を運べる場所にするつもりです。
建物全体は十分な広さをとっているので大部分はコワーキングスペースとして
市民の方に活用してもらいたいと思っています。

常駐社員は5名前後の予定ですが、事務所としてのスペースは極力小さくするつもりです。
社員のデスクもフリーアドレス制にして、場所に縛られずに仕事が出来る環境にします。
私たちの仕事はクリエイティブな発想が命です。働き方に変化があると、良い刺激になるでしょう」



特徴は、品質にこだわった木造建築。
同社が手掛けた建物は、どれも心地よい木の香りが漂う。

「高松店の建設にも、香川県産の上質なヒノキを使っています。
県内にある山は北向きで、斜面に生える木が浴びる日光は通常よりも弱め。
だからこそゆっくりと生育するという特徴があります。

必然的に絶対量が少ない、貴重な木材ですが、年輪がきめ細かくてとても丈夫です。
現在手掛けているすべての家の柱と土台は、香川県産のヒノキを使っています。
香川県内で採れた木材を、香川県内の建築物に使うと、温度や湿度が全く同じ環境なので、
変色や変形がありません。頑丈さと美しさが保たれるのです。」

高松店の建設においては、建築方法にもこだわった。
近年の主流となっている『プレカット』に頼らず、
昔ながらの大工が手間も時間もかけて建てたものだ。


新たなブランドの確立。

現社長の父 秀夫さんは、伝説の棟梁と呼ばれた人物。
財田町にある木造注文住宅はすべて建てたといわれている。
「少々高いけど、それ以上に、いい家をつくる。」
凄腕の技術者であると同時に同社の揺るぎないブランドイメージを確立した経営者だった。

そんな伝説の棟梁が積み上げたブランドを守りながら、同社は新たな領域にも踏み出している。
従来の注文住宅は、間取りや内装、材料など、
こだわればこだわるほど予算が膨らんでいくのが当たり前だった。

新ブランド『BAUM』は、坪数によって家の金額が決まる定額制。
間取りや内装を予算内で自由に選択できるのだ。
金額に躊躇し、これまでマンションを検討していた顧客層を新しく取り込むことができる。

もちろん、従来路線にも手を抜かない。
今まで通り、家づくりにとことんこだわりたい高級層に向けた注文住宅の建設も堅調である。



そんな同社の勢いを支えるのは、現場で働く社員たちだが、
新入社員を何人も迎え入れる同社にはある特徴がある。
新人の成長が、圧倒的に早いのだ。


一般的に注文住宅の現場では、新人は半年から1年の下積みを経験する。
しかし同社では、入社して3ヶ月程度で、自然と現場の仕事を担当し始めるのだという。

この社員の成長スピードには、やはり同社の積み上げてきた歴史が関係している。

新人には、長く同社の建築に携わってきた職人たちがしっかりと向き合う。
彼らから現場で学ぶことは、机上で学んだだけでは身に付かない「血の通った」経験値として
新人に受け継がれていくことになる。

また、マニュアルの整備にも注力している。これまでのノウハウをまとめて、
未経験の新人でも手順通り進めればスムーズに現場が回せる体制を整えているのだ。
もちろん慣れてくれば、自分なりの創意工夫も大歓迎。それがレベルアップにつながっている。

とはいえ、無理に詰め込むような仕事スタイルは一切ない。
自然体で成長できる環境だからこそ、社員の働き方にもゆとりがある。
休日休暇は、週休二日。
ワークライフバランスをしっかりとれる環境は、社員のイキイキとした表情を作り出している。

ちなみに同社では、三豊本社で定期的にイベントも開催している。
毎年行われる夏祭りや音楽フェスは、多くの地域の方で賑わうのだという。
そして主催者側として働くスタッフの顔には、いつも笑顔が浮かんでいる。




普段の仕事で疲れきっていては、決して出ない表情だ。
「お宅の社員さんは楽しそうやなぁ…。」訪れる人から頻繁にかけられる言葉は、
社員が充実感を見出している、何よりの証拠かもしれない。




 

将来は、自分で工務店を立ち上げたい。


 
祖父が大工さんだという木浦さんは2011年4月の入社。
小さい頃から住宅に携わる仕事を見てきたため、木の家をつくる仕事に就きたいと考えていたという。
建築の専門学校を卒業後、同社へ入社した。



「愛媛県出身ながら、祖父が大工だったので、
知人からの紹介をきっかけに大河内工務店に出会いました。
もともと木造住宅を手掛ける仕事に就きたいと思っていましたので、
無垢の木を使ったこだわりの家づくりをしている当社はとても魅力的でした。
面接で話をするうちに、そこで働く社員さんの笑顔にも目が留まりました。
仲がよさそうな様子で、入社を決めるまでに時間はかかりませんでした。」

 入社する前に、夏祭りやチャリティイベントの手伝いもしていたという木浦さん。
その時の様子も印象的だったという。

「もともと、地域貢献を意識した取り組みをたくさんしている会社だとは聞いていました。
しかし、実際に地域の人が大勢集まる様は壮観で、
これだけの人に好かれている会社なら安心だと思いましたね。
入社後も、その印象は間違っていなかったと確信しています。
 
現在は、営業設計兼現場監督をしています。
モデルルームや完成見学会に来られたお客様の
最初のお打合せから引き渡しまでをトータルで担当します。
入社後は、ずっと現場監督をしていましたが、5年目から営業設計もするようになりました。


 

目標は、自分自身で工務店を立ち上げることです。
大河内工務店で手掛けているような家が作れたらいいと思います。
その点、当社は、入社して1年でも責任のある仕事を任せてもらえるから、成長は早いです。
通常なら3年かかる技術を1年半で身に着けられるでしょう。
自分の工務店を立ち上げるのは、ずっと先の話になりますが、
着実に成長できていると感じています。」




同社は、入社した社員に将来の方向性を尋ねる。
経営者になりたいという者には、全てを経験させるという。
木浦さんは、まさにそんな人物。
工務店の仕事に必要なことを学んでいる最中だ。



「当社の家は、自然素材の柱を使い、構造的に肝心な箇所で、無垢材を使用しています。
工期も比較的長めなのでお客様とのコミュニケーションが喜びでもあり、大変なところでもあります。
単なる技術者としてだけ仕事をしていたら、この喜びは感じられなかったと思います。
家を建ててからが本当のお付き合いの始まりだと肌で感じています。
もちろん、大変な面もありますが、やっぱり、お客様に喜んでいただいたり、
頼りにされたりしたら、うれしいんですよ。」



誰に紹介しても恥ずかしくない会社。誰に勧めても間違いのない家。
自分の会社や扱う家のことをそう断言する木浦さんの表情は、自信に満ちている。




 
さまざまなことにチャレンジできる面白さ。

同社の設計職は、本来の仕事である設計以外にも接客・提案を行う。
最初から最後まで家づくりに携わるのだ。

2018年4月に新卒入社した岡さんも、そんな同社の働き方に魅力を感じた一人である。

「一般的な建設会社やハウスメーカーは、職種ごとに完全分業されています。
ひとつの仕事に縛られず、いろいろなことに挑戦してみたい私にとって、
当社の設計職はとても魅力的でした。」

設計職がお客様と最初に顔を合わせるのは、オーナー様宅の完成見学会やモデルハウスの見学会。
同社の家づくりにおけるコンセプトを説明し、共感を得られれば、家づくりの計画が動き出す。

同社の家は自由設計。
お客様と設計が意見を交わしながら理想の家をイメージし、資金計画を立て、
その後、用地探しと現地調査を経て、いよいよ図面作成となる。



携わる場面が多いことは、一見大変そうにも思えるが、実際の進行はスムーズだ。
設計職がお客様に寄り添い、二人三脚で家を創り上げる過程の中で、
強い信頼関係が生まれる。意思疎通にもずれがなくなり、理想の家に限りなく近づいていく。

「初めて担当した新築住宅が、現在棟上げの段階です。

お客様は8ヶ月前にに見学に来られた、穏やかな雰囲気のご夫婦でした。
入社してまだ3ヶ月の私は終始緊張していましたが、
ご夫婦はきちんと向き合って、一生懸命私の説明を聞いてくださいました。

ドキドキしながら企画書をお出しして、表紙をめくった時の おお!というお客様の反応に
内心ガッツポーズしたのを覚えています。

理想の家のイメージをしっかりお持ちのお客様だっただけに、
私のプランにはっきり『すごく理想的です!』と言っていただけたのは嬉しかったですね。」


お客様のご要望をしっかり理解していたからこその成功だったに違いない。
引き渡しは4ヶ月後を予定しているという。

活き活きと仕事に取り組んでいる岡さん。どのような経緯で同社の設計職にたどり着いたのだろうか。



「実は私は、もともと建築と無縁の学部出身です。

大学3年生の秋に就活が本格スタートし、周囲に流されながら何となく活動していました。
けれど内心、面白くないな、これでいいのかなという思いをずっと抱えていたのです。」

転機となったのは、建築の仕事に携わっていた両親からの『建築はやらないの?』
という言葉だったという。

「半分冗談めいていましたし、子供の頃からずっと聞きなれていたはずの言葉でしたが
その時になってはっきりと、将来の選択肢のひとつになったのです。

勢いそのままに、在学中の大学の建築学部を見学しました。
講堂にずらりと並んだ製図版を前に、一心不乱に図面を作成する学生たちの光景と、
卒業制作の模型の精巧さに衝撃を受けました。

かっこいい。私もやってみたい!そんな気持ちが抑えられなくなり、大学3年目にして転入学を決意。

両親は驚いていましたし、一旦卒業してからの方が良いのでは?とも諭されましたが、
今の熱が冷める前にどうしても行動したいという気持ちが強かったのです。
最終的には応援してくれました。

大学を辞め、改めて他校の建築学科に入学。
2度目の就活では、商業施設や住宅建築、公共物を手がける土木系など、
さまざまな企業が選択肢として挙がりましたが、最終的に大河内工務店を選びました。

会社がいろいろなことにチャレンジしている点と、
お客様の顔を直接見ながら幅広い業務に携われる設計の仕事内容が、
好奇心の強い私にぴったりでした。」



学生の皆さんには、ぜひいろんなことに積極的に挑戦してもらいたいと話す岡さん。

将来を左右する大切な局面で自分の情熱に気づき、新しい世界に飛び込んだ本人だからこその、
確かな説得力がそこにあった。







Data 2019.03.22

株式会社大河内工務店 の会社情報

企業名株式会社大河内工務店
経営理念私たちは、“日本一、気持ち良い工務店”を目指します!

一、 大河内工務店は、伝説の棟梁の技と心を受け継ぎ、お客様の幸せづくりのお手伝いをさせて頂くことを使命とします。
一、 私たちは、お客様の心の声に耳を傾け、身近な親戚のように手間を惜しまず、期待以上の住まいづくりを提供することをお約束します。
一、 私たちは、地域の皆様の幸せと子供たちの未来を考え、「日本一気持ち良い工務店!」を目指します。
所在地〒768-0101
香川県三豊市山本町辻604番地
業務内容道行く人が思わず「見せてください!」
と言ってしまうような家づくりを目指しています。
時代が流れても美しく自然に溶け込む家、それが大河内スタイルです。

■新築注文住宅建設
■リノベーション工事
■リフォーム工事

電話番号0875-63-4920
FAX0875-63-4355
ホームページhttp://www.okochi.co.jp/
設立1953年10月
従業員数19名
代表者代表取締役 一級建築士 大河内 孝
資本金1000万円
売上高10億8000万円(2018年度)

株式会社大河内工務店 の求人情報

応募職種家づくりアドバイザー、設計プランナー、現場監督、インテリアコーディネーター
雇用形態正社員
仕事内容【家づくりアドバイザー】
完成見学会などに訪れたお客様とお話するところからスタートする営業職です。
当社では、案件が豊富にあったため、営業職がいませんでした。
しかし、案件が増加したことで、設計プランナーと営業をこなす社員の負担が増加。
彼らの負担を減らすと同時に、お客様との距離を一層近づけるために
営業を担当していただく家づくりアドバイザーを採用することにしました。

「家を売る」というよりは、お客様のご要望をお聞きし、カタチにしていく仕事です。
当社では、棟上げなどの節目が施主さんにとっての思い出になるよう、
様々なしかけを考えていますので、それらを考えて頂くことも大切な仕事です。

【設計プランナー】
お客様のご要望を具体化し、図面化し、形にしていく仕事です。
デザイン性、機能性、快適さを兼ね備えた理想の住まいを設計してください。

【現場監督】
建設現場における安全・工程・品質・予算の全てを管理します。
材料の手配、職人の手配、スケジュールの管理、お客様や業者とのお打合せなど
建築物の着工~竣工までをトータルで管理する司令塔としてご活躍いただきます。

【インテリアコーディネーター】
室内のしつらえやインテリアなどを中心に、
お客様が望む生活空間を実現していく相談役です。
給与月給 短大・専門卒 18万円 大卒 19万5000円
勤務地本社(三豊市)、高松支店(2019年3月オープン)
勤務時間9:00~18:00
福利厚生各種社会保険、定期健康診断、社員旅行
休日週休2日制、年末年始、夏期、慶弔、有給、パパ休暇、キッズ看護休暇
応募資格短大・専門卒以上 ★2020卒新卒者歓迎します★
文系・理系は不問です。
採用予定人数3~5名
選考プロセス★『この求人に応募する』よりご応募ください。こちらから詳細をご連絡いたします。併せて新卒の方は説明会のご案内を差し上げます。中途の方は、履歴書および職務経歴書をお送りいただくことになります。★ご不明な点は下記まで遠慮なくお問合せください。
担当者・連絡先0120-63-4920 担当:採用担当
こんな方待ってます下記の中で一つでも「自分に当てはまる!」と思った方、
あなたが当社の求める人物です。

・当社の考え方に共感してくれる方。
・向上心を持って、色々なことに挑戦できる方。
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これ以外にも「私には、こんないいところがあります!」
という人はぜひお越しください!
備考あなたは、どんな人材に成長したいですか?
もし、「これだけを極めたい」と思う気持ちが強いなら、
当社とは相性が悪いかもしれません。

大河内工務店は、あらゆる仕事を
マルチにこなせる人材を育てる会社です。

私たちが育てたい人材は、
「現代の棟梁」と言えるようなマルチの能力を保有した人材です。
そのため現場監督だけでなく設計やお客様対応、
コーディネーターだけでなく設計やお客様対応、
事務だけでなく広報などあらゆる職種を経験し、
環境に適応できる「強くて優しい」人材を育てています。

チャンスは、豊富にありますし、失敗をとがめたりはしません。
楽しんで挑戦できる環境も用意します。
将来、独立したい人だって歓迎です。
「成長したい」という想いをお持ちの方、お待ちしています。

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